沖縄移住に必要な資金を項目別に一覧にしてみた!〜支出まとめ〜
沖縄に移住したいんだけど、
具体的に資金はどれくらい持っていれば良いのでしょうか?
漠然としたイメージはあるものの、
実際に沖縄県への移住にかかる費用から
移住前に貯めておくべき資金額についてシェアしていきます。
『お金』の前にまず移住の目的から考える
移住したい!という人に対し、
まずは【移住する目的は明確ですか?】と聞いています。
なぜそのようなことをするか?と言うと、
沖縄へ移住する目的によって、住む場所や車の所有などなど
大きく異なってくるわけです。
例えば、
沖縄には移住したいけど、
医療が割りと整った場所が良い。ということでしたら、
那覇市内が第一候補としてあげられて、那覇市内であれば
必ずしも車を持っておく必要はありません。
市内の移動は、
ゆいレールと言われるモノレールを使えば、
ある程度の移動は可能なのです。(我が家は車を持っていません)
車を使いたいときだけレンタカーを借りれば良いのです。
ということで、
まずはお金よりも何よりも
沖縄に移住する目的を考えてみて下さい。
それを
紙に書き出しておくことによって
その後の沖縄県内の住居地選びもスムーズになりますよ。
移住決行前に貯めておくべきお金の使い道を考えよう!
使い道の分からないお金を闇雲に貯めても意味がありません。
いや、
意味はあるかもしれませんが、
1億円あっても足りているのか分かりません。
つまり、
お金にも使い道・目的をハッキリさせておいてあげる必要があります。
では、
いざ明日から移住しよう!と決めたと仮定すると
どのような支出が発生するでしょうか?
リストアップしていきます。
- 沖縄県への移動費用(飛行機代)
- 定住前の仮宿
- 定住前の食費
- 車
- 家具家電
- 定住後の居住費
- 定住後の食費
- 水道光熱費
- スマホなど通信費
- 子どもの教育費
- 医療費(病院代)
- 予備
沖縄県は温かい土地であるがゆえに、
橋の下や公園で生活をしているようなおじさんもたまに見かけます。
彼らと同じレベルのサバイバル生活であれば
沖縄への移動飛行機代以外不要かと思いますが
普通はそうもいきませんよね。
子どもがいる家庭であれば尚更。
では次に、
上でリストアップした費用を中心に
具体的な必要金額を挙げていき、総額でどれくらいの資金が必要か考えていきます。
これから提示する金額例は、
極々一般的な移住費用が前提となります。
もっと支出を削減することは
割りかし簡単に出来るかと思います。
沖縄移住費用の具体的な金額例(まとめ)
それでは一つずつ見ていきましょう。
1.沖縄県への移動費用(飛行機代)
まずは何と言っても沖縄県に行かなければ移住になりませんから、
自分自身を沖縄県内に移動させる必要があります。
飛行機以外にも、
東京からフェリーという手段も考えられますが、
50時間という時間を拘束された上に、3万円前後と高額ですからおすすめしません。
費用を抑えるのであれば、
LCC(ローコストキャリアー)での飛行はMustでしょう。
出発地にもよりますが、
大体片道1万円前後/人で移動できます。
2.定住前の仮宿
移住してくる前に、
沖縄での居住地を決めている人はいいですが、
基本的には移住後に住居を決める形が多いと思います。
となると、
定住地が決まるまで
どこかに宿泊する必要があります。
ホテルも可能ですが、
若干費用が高くなりますので
ウィークリーマンションや民泊を検討すべきです。
民泊に関しては、
幸い沖縄県は観光地なので
Airbnbという民泊サービスもかなり充実しています。
一泊5,000円/人×人数×宿泊日数というイメージです。
3.定住前の食費
定住前はどうしても外食が多くなりますから、
それに比例して食費も高くなります。
早く住居を決めて自炊をするのが良いですが、
沖縄では探せば安く外食を済ませることも可能です。
1杯100円のおきなわそばであったり、
300円で食べられる定食や250円のお弁当などなど。
キロ弁という1キロのお弁当も有名です。
4.車
居住場所によっては車が無くても生活できますが、
沖縄に住んでいる方の多くは車を所有しています。
中古の軽自動車で20万円〜30万円程度で購入できます。
一方、
定住前の車に関しては、
レンタカー利用ができますが
安いところで3000円/日。
ウィークリー割引やマンスリー割引があるので、
それを適用させると安いところで月5〜6万円で借りられます。
5.家具家電
家具家電に関して、
県外からの引越しに際し、
前住居での家具家電をすべて沖縄に持ってこようと思うと
想像以上の引っ越し代金になります。
当たり前ですが、
東京から神奈川県に引っ越すのとは訳が違って
海を超えないと沖縄には移動できませんので運搬費が高くなります。
本当に
ファミリーレベルの家具を移動させるとなると、
50万円〜100万円の引越し費用が必要になります。
おすすめの方法は、
ジモティーなどのネットサービスを活用し、
できるだけ売る。もしくは譲る。という形をとることをおすすめします。
沖縄で必要なものは、
県内で購入するか譲ってもらう。
もしくはリサイクルショップで安く買えばよいのです。
6.定住後の居住費
沖縄の地に降り立ち
色々と不動産屋を見て回り
気に入った物件が見つかったと仮定します。
基本的には、
敷金礼金などを含め
家賃の3ヶ月分程度の初期費用が必要となります。
長く空室が続いている不動産物件であれば
初期費用ゼロ!などという太っ腹な物件もありますが
基本的に月額家賃×3ヶ月分程度の初期費用を必要とします。
賃貸物件を探すのにオススメの情報サイトは
『うちなーらいふ』という沖縄に特化した不動産サイトがあります。
7.定住後の食費
やっとの思いで住居の契約が完了すれば
自宅で料理をすることも出来ます。(調理器具が必要ですが)
ともすれば、
食費を抑えることも可能ですよね。
食費に関しては、
大食い少食、家族の人数など
変数が多いのでなんとも言えませんが
ハッキリ言って沖縄県だろうと福岡県だろうと東京だろうと
大きく変わることはありません。
強いて言えば、
沖縄には沖縄県産の肉や野菜がたくさんあります。
8.水道光熱費
私達家族も、
沖縄に移住する前は
インターネットで光熱費などについて色々調べていましたが、
沖縄はガス代が高い!だの、水道代が高い!だの色々なネット情報に踊らされました。
ですが、
蓋を開けてみれば、
水道代も電気代もガス代も
特に高くも安くもありません。
普通です。
水道代は那覇市上下水道局から請求が来て、
電気代は沖縄電力から請求が来て、
ガス代は沖縄ガスから請求が来ますが、
どれも本土の金額と大差ありません。
ガスに関しては、
沖縄での都市ガスもプロパンも経験済みですが、
大きな差はありません。
9.スマホなど通信費
この通信費用に関しては、
住んでいる土地がどこであろうと変わらないでしょう。
強いて言えば、
光インターネットの値段が多少違うかもしれませんが、
1000円も変わらないでしょう。
自宅に、
光回線をひいて
月額4000円前後です。
10.子どもの教育費
子どもの教育費用に関しては、
大きく異なってくるかもしれません。
まず、
私達家族は那覇市内に住んでいるのでそれが前提になりますが、
小学校や中学校の学費は無料になります。
ただし、
給食費やPTA会費、教材費などで
月額1万円程度の支出を見込んでおく必要があります。
幼稚園や保育園に関しては、
所得のレベルに応じて月額費用が変わってきます。
また、
那覇市内でも人気のある土地などでは
保育園や幼稚園の待機児童も多くなっています。
11.医療費(病院代)
通院と入院で別れますが、
那覇市では未就園児の通院の場合、
月額1000円で通院できます。
小学生以上の場合は、
助成や補助は存在しません。
一方、
入院の場合は、
中学3年生まで那覇市より医療費の助成が受けられます。
12.予備
予備費に関しては、
予備であるがゆえに
明確にいくら!という金額は申し上げられません。
多いに越したことはないからです。
まとめ
ということで、
沖縄への移住資金について
必要と思われる項目別に見てきました。
結論から申し上げますと、
心配性な方は、200万円くらいの資金が必要なのではないでしょうか?
ただし、
我が家の場合は、
家族4人で現地での職場が決まっていないにも関わらず、
貯金額50万円もない状態で沖縄に移住してきました。
移住して3年以上経ちますが
毎日楽しく生活しています!
ということで、
あまり移住に必要な資金を過大評価せずに、
移住したいのであれば貯金50万円くらいで思い切って移住してしまってもいいのではないでしょうか?
嫌になれば戻ればいいですし、
お金が無くなってきたら働けばいいのです。
あまり深く思い悩まず行動してみると
意外となんとかなります!
なんくるないさーですよ。